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vol.501 商社の本当のところ・・

vol.501 商社の本当のところ・・

こんにちは。

EASTユニットの渡辺です。

 

今日は「商社業界」についてお伝えしたいと思います。

 

皆さんは商社に対してどのようなイメージをお持ちですか?

リンク・アイが開催している「業界塾」でこの質問をすると、

学生の皆さんからは以下のような答えが返ってきます。

 

「世界を飛び回りグローバルに活躍できる」

「日本の国益のために仕事をしている」

という最もな回答から、

「合コンでモテそう」「給料がいい」

という少し表層的な回答まで様々です。笑

 

 

総じて、商社という業界に対して、

抽象的な理解で留まっているケースが多いように感じています。

 

今回は少しだけブレイクダウンして、

・商社の事業内容について

・商社志望の学生が陥りやすい誤認識について

以上2点をお伝えしたいと思います。

 

 

1、商社の事業内容

 

メインは「トレーディング」と呼ばれる、

買い先の企業と売り先の企業を結びつけ、

取引のマージンによって利益を創出するビジネスです。

 

取引は国内だけではなく、

世界各国にある企業同士を結びつけるため、

国をまたぐことでの情報格差や制度格差、価格格差等を踏まえ、

またカントリーリスク等を適切に判断し、

商取引の複雑性を合理化することが主な付加価値になります。

 

ただ、物流網の発達に伴い、

モノを右から左に流すビジネスモデルだけでは、

商社は勝ち残れないという時代を経験しました。

 

ここ10年で商社ビジネスの主体は、

「事業投資」に移りつつあります。

買い先と売り先を結びつけるだけではなく、

人やお金やナレッジといった経営資源を投資し、

買い先と売り先を育てる機能を持つようになったのです。

 

 

2、商社志望の学生が陥りやすい誤認識

 

商社業界は言わずと知れた人気業界のうちのひとつです。

多くの学生さんが志望する一方で、

商社に対して間違ったイメージや認識を持ってしまう学生さんが

多いのも事実。

その例を2つ紹介します。

 

① 扱う領域の幅が広く、いろんなことができそう?

「ラーメンから航空機まで」と言われるように、

商社が扱う領域は広く、選択肢の幅が広いように

感じてしまう学生さんが多い気がしています。

 

選択肢の幅が狭まらないように、

偏差値の高い高校や大学を選択してきた人には、

社会に出る際にも選択肢の幅を大事にする場合が

多いのではないでしょうか。

 

ただ、多くの方はお分かりのように、

会社としての幅は広いですが、

その中で自分が担当する領域はひとつです。

よくある話ですが、

「えび」と任命されたら一生「えび」に携わることになります。

 

現在では領域の移動もあると聞いていますし、

上流から下流までのサプライチェーン内での広がりは存在しますが、

意外と多くの学生さんが持つ誤認識だと思います。

 

② 英語が得意でないと内定がもらえない?

世界を渡り歩く商社マンのイメージから、

英語が得意でないと内定をもらえないイメージを持つ

学生さんも多い気がしています。

 

もちろん得意に越したことはないですが、大丈夫です!

むしろ語学をアピールするなら、英語だけでは足りません。笑

3ヶ国語を操るトリリンガルでないと

高く評価されない業界でもあります。

 

語学が堪能なこと以前に、

異なる価値観を受容するキャパシティがあるかが

最も重要と言われています。

 

異質なものに対して、敵対心を抱いてしまうのではなく、

興味を持ち、好きになれる素養が重要だと言われています。

あくまで語学は、

その違いを理解するためのツールでしかないということですね。

 

 

さて、商社業界に対しては新しい認識を持ってもらえたでしょうか?

 

「人気業界だから」という理由で情報を鵜呑みにするのではなく、

常に「自分の当たり前」を疑うことを大事にしてみてください。