スタコラ

vol.516 記憶に残る言葉【働くということについて】

vol.516 記憶に残る言葉【働くということについて】

初めまして

リンク・アイで中途の人材紹介

をしている村井と申します

(所謂 転職エージェントです)

 

 

今日は私の話にお付き合い下さい

 

皆さんにもなぜか理由は分からないけれど

「記憶に残る言葉」

はありませんか?

 

10年20年たってその時の風景や、周りにいた人

それまで話していた事、話した当の本人ですら

すっかり忘れているのに、

あなただけはその言葉とそこに付随する話だけは

切り取ったように鮮明に残っている不思議な言葉。

私にとってのそんな言葉を今日は紹介します

 

 

以前と言っても10年以上昔、まだ学生を

していた時のことです。今でも親しくして

頂いている当時の学長が

「村井君、働くとはなんだか分かるか?」

とドイツ語の講義の時に聞いて来ました。

※学長なのに授業をしたがる面白い方でした

 

当時馬鹿学生の代表で久し振りに授業に出、

アルコールが抜けきらない二日酔いの頭で私は

 

「つまらない事です」

 

と反射的に答えました。

 

当然、ドイツ語の授業なので「arbeiten」と答えを想定していた

ところに思いも寄らぬ回答がきたので、教室はし~んとなりましたが

 

学長は少し笑い

「なるほど、確かに働くと言う事は行為としては最終的に飯の種。

お金を稼ぐ行為に価値を見出せない

仙人の様な人にはつまらない事だね。さすが村井先生」

 

と答えられ、真面目な顔に戻りそこから授業と関係の無い話をしました。

 

「皆さんがどう感じているかは別ですが

元来、働くと言う事は働き掛けることです」

 

「他者でも他社でも、農家の方は土地にでもその対象は何でも構わないのだが

 相手が必ずあるもの。対象があってはじめて働きかけることが出来、

 それが働くという事の本質です。

 みなさんは現在、社会に対しての働きかけはありません。

 何年後か先のいつかの為にその準備をしています。

 働きかける対象や、何を働きかけるのかは

 今の内に良く考えておかないと、私のように、

 昔の本に語り掛けるドイツ哲学の教授になってしまいます(笑)」

 

と一気に話して授業が終わりました。

多分他にも何か話していましたが覚えてません。

当時はなんのこっちゃか分からない、自分でしたが

なぜかこの言葉だけを覚えていました。

 

時は移り、25歳の転職の時。

新卒後、入社した企業では雑用(シュレッダー)ばかりやり

自分の存在意義が見出せず1年きっかりで退社。

「とにかく受けれるところならどこでも」という滅茶苦茶な

転職活動していた時の話。

 

 

勢いだけで一年で会社を辞める阿呆な私は

当然どこの企業でも門前払い。

書類選考が通過せず面接すらしてもらえない

惨憺たる状況でした。

「こりゃやべえなそろそろ・・・。知り合いの焼き鳥屋に雇ってもらうか」

と考えていた時にリクルートグループの会社に出会いました。

 

結果入社する事になったその会社の人事部長面接で

こう聞かれました。

 

「村井さんにとって働くとは何ですか?」

 

正直そんなことを考えた事の無かった

私は、一瞬フリーズしました。

 

その時、数年前のあの言葉が蘇り

 

「働きかける事です・・・・。   社会に、そして自分の周りに

自分が主体者となって働きかけ変化を起こすことです」

 

と答えました。

抽象的で面接時の回答として良い悪いは今もって

わかりませんが、とにかくその時から私にとっての

働く事の軸は「働きかける事」に変わりました。

 

学生時代脳みそホルマリン漬けで「つまらない」と答えた

仕事はその会社に入り一変して面白くなりました。

 

自らが動く事で

(業績)数字が出来

(社内)仲間が出来

(顧客)採用成功に時になり、

時にならず怒られ再度掲載し

成功して一緒に喜び

 

(企業HPそのままですが)

求人広告を通してカスタマーとクライアントを結びつけ

社会に貢献すると言う仕事が好きでした。

 

私の社会への働きかけ(介在)をきっかけに、読者、ユーザーに

新しい出会いを紹介していると実感し満足をしていました。

 

 

2社目の会社は6年働いた後に卒業。

現在4社目のリンク・アイに出会うまで

紆余曲折を経るのですがそれはまた別の話。

またの機会にお話させて下さい。

 

スタコラを読んでいただいている方のメインは
新卒での就職活動をされている方が多いかと思いますが
是非「誰に対して、何を、どういう風に働きかけるのか」
納得の行くまで考えてよい選択をして頂ければ
と思います。
そこから逃げると私のように一年で辞める事になります(笑)

※今回出てきた教授は今は退官し毎年故郷の静岡で
田植え&酒造しています。年に二度誰でもウェルカムな
会が催されていますので興味のある方は是非一緒に
行きましょう

 

長文にも関わらず最後までお読み頂きありがとうございました。

文責:株式会社リンク・アイ 人材紹介ユニット 村井 航