• TOP
  • 記事一覧
  • 【業界研究】IT関連5つの業界と求められる人材とは?

【業界研究】IT関連5つの業界と求められる人材とは?

【業界研究】IT関連5つの業界と求められる人材とは?

「よくITって聞くけど、そもそも何を指すのだろう」
「IT業界ってどんな職種があるんだろう」
IT業界をよく耳にする一方で、新規参画企業も多く、複雑であまりわからないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、IT業界の種類についてまとめ、変化の激しい現代のIT業界において求められる人材について紹介しています。

IT業界の基本知識~分類の基本は工程×商品サービス~

近年、IT業界は目覚ましい発展を遂げており、

コロナ禍により益々IT技術の導入を検討する企業の増加や、
リモートワークなどによるお家時間の増加に伴い、

より快適なインターネット環境の導入やIoT家電など、
社会のニーズの高まりに加え、IT技術への期待度も高まりを見せています。

 

情報通信産業であるIT業界。
一口にIT業界といっても、提供する商品やサービスなどには様々な種類があり、
BtoB・BtoC・BtoBtoCで分かれていたり、

サービス提供・製品開発、ハード・ソフトを扱うかなどでも大きく異なります。

またIT業界は、
ソフトウェア、ハードウェア、通信インフラ、情報サービス、インターネットWeb業界
5種類の業界に大きく分かれます。

情報を発信したい企業やWEBサービスを利用する生産者に対して、
インターネットやweb上のサービスを
ウェブサイト制作・ウェブ広告運用・ショッピングサイトやSNSの運営などにより価値を届けているため、
解決すべき「問題・課題」、それに伴う「解決策」の種類によって分類されています。

5つに分類されるIT業界

ここからは、それぞれの業界を説明していきます。

♦ソフトウェア

ソフトウェアは、様々なソフトウェアを製造・販売し、クラウド化によって市場規模を急速に拡大しています。
企業に対し、企業のDX化に向けた課題に対し汎用性の高いソフトウェアの開発を行っており、
機能では、アプリ、オペレーションシステム(OS)、ミドルウェアの3種類に分類されます。
職種では、プログラマーや、システムエンジニアなどが挙げられます。

♦ハードウェア

ハードウェアは、コンピューターシステムを構成する機器の見える部分のことで、
テレビ、パソコン、電子レンジなどが挙げられます。
主に、ハードウェア製品の開発・製造・販売を行います。
職種では、コンピューターの電子回路や電子機器の設計をするードウェアエンジニアや、
機械に組み込まれる開発や設計を行う、組み込みシステムエンジニアが挙げられます。

♦通信インフラ

通信インフラ業界は、インターネットなどの通信サービスを提供し、IoTやクラウド化の成長を支えています。
インターネットを必要とするすべての企業や生活者に対して、
インターネット通信を、新しい通信サービスの導入と既存する通信サービスの保守をすることで、価値を提供しています。
職種では、ネットワークエンジニア、データベースエンジニアなどが挙げられます。

♦SI(情報サービス)

SI(情報サービス)業界は、様々な業界や企業の業務を円滑に進めるため、独自のシステムの企画から運用までを一貫して請け負います。
インターネットを必要とするすべての企業や生活者に対して、インターネット通信や新しい通信サービスの導入を行っています。
職種では、プロダクトマネージャー、ITコンサルタントが挙げられます。

♦インターネット・Web

インターネットWeb業界は、
インターネットを利用したサービス全般を提供しており、ウェブ広告運用やウェブサイト制作などのBtoBの仕事と、
ショッピングサイト、SNSの運営といったBtoCの仕事に分けられます。
職種では、webエンジニア、webマーケターなどが挙げられます。

 

このように、ハードなのかソフトなのかという商品サービスと、
サービス提供を行っているのか製品開発から関わっているのかの2軸で分類されています。

IT業界で活躍する人材になるためには

では、今の時代に求められるIT人材とは、どのような人なのでしょうか。
ここまでITが発展してきたのは、「つくりたいものをつくる」ではなく、
「社会の課題の解決、願望が実現するような技術の開発」を行い、
社会に変化をもたらすことが重要になったことが背景です。

社会のニーズに合わせ、課題解決を行うために技術を開発することが求められています。
そのため、IT業界で活躍する人材になるためには、
手段であるテクノロジーを駆使して、社会にどのような価値を提供するか、
何を目的に活用したいかを考えることが大切です。

手段と目的の切り分け

いかがでしたでしょうか。
近年飛躍的に成長を遂げ、就活生にも人気の高いIT業界ですが、
テクノロジーはあくまでも手段に過ぎません。
そのテクノロジーを何を目的に活用していきたいかを考えることが重要です。

ITを使って、誰のどんな課題を解決したいのか、
自分が届けたい価値をあらためて考えてみてはいかがでしょうか。

 

この記事が良かったらいいねしてね!