オンリーワンのあなたらしさを見つけよう~BRIDGEの活用法~
目次
「自分らしい強みってなんだろう」「自分にしかできないことって何だろう」
就職活動において、このようなことを考えたことがある人も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、リンクアンドモチベーションが開発した「BRIDGE」というツールの活用法をお伝えしながら、上記のお悩みを解決していこうと思います。
BRIDGEは能力と志向性を自己理解できるツール
皆さんはBRIDGEを受験されたことはありますか?
※BRIDGEについて詳細はこちらをご覧ください
BRIDGEは能力と志向性を網羅的に知ることができる自己理解ツールです。
能力については、
リンクアンドモチベーションと経済産業省が共同で定めた社会人基礎力という、
社会で活躍するために必要な「ポータブルスキル」を可視化しています。
ポータブルスキルとは、その言葉通り業種や職種が変わっても「持ち運び可能な能力」と定義されてます。
志向性については、
心理学や社会心理学などの学術を背景とした「モチベーションタイプ」を網羅的に可視化しています。
モチベーションタイプとは、働く上での志向性や欲求といったモチベーションの特性と定義されています。
ポータブルスキルからは、自分の強みや弱みについて知ることができ、
モチベーションタイプからは、働くうえで自分が大切にしたい価値観を知り、
そこから就活の軸についても考えていくことが可能です。
今回の記事では、「ポータブルスキル」にフォーカスし、「あなたらしい強み」について解説していきます。
ポータブルスキルの傾向からわかるあなたらしさ
ポータブルスキルは「対課題力」「対自分力」「対人力」の3つに分かれます。
それぞれの8項目の左右の傾向によって、自分の特徴を見ることができます。
対課題力:課題や仕事の処理対応能力
対課題力は、課題や処理対応能力といったロジカルな力を表しています。
左右の偏りの傾向によって、右脳左脳どちらをメインで使っているのかが分かります。
左寄りの波形であれば、左脳的で、ロジカルな印象を与える人が多く
右寄りの波形であれば右脳的:フィーリングで判断する印象を与える人が多い傾向にあります。
対自分力:行動や思考のセルフコントロール力
対自分力は、セルフコントロールの特徴が分かります。
左寄りであれば、内向的で自分の中で内省してコントロールする人が多く
右寄りであれば、外交的で周囲を巻き込んでコントロールする人が多い傾向にあります。
対人力:人に対するコミュニケーション力
対人力は、対人におけるコミュニケーションの表現の特徴が分かります。
左寄りであれば、母性的で、優しい印象を与える人が多く
右寄りであれば父性的で、厳しい印象を与える人が多い傾向にあります。
タイプ一覧
これらを組み合わせると、8タイプの性格傾向が見えてきます。
それぞれの強みと、成長課題の傾向は下記にまとめています。
①革新的な主人公
全体を俯瞰し、スピード感をもって決断し、周囲に働きかけることができるリーダータイプです。
全体感を俯瞰し課題感を捉え、時に新しいアイデアを出し、大胆に決断しリーダーシップを発揮することができます。
一方で、目立ちたがり屋のわがままなタイプだと思われてしまう一面も持っていることがありますので、
謙虚さも大切に行動してみてください。
②明るいサポーター
全体を見渡す視野の広さと器量を感じる優しいコミュニケーションを持つサポータータイプです。
サポーターと言っても、全体の声を加味しながら、スピード感をもって行動を起こせるタイプでもあるので、
積極的に組織に働きかける強みもあります。
一方で、人に流されやすい一面をもっていることがありますので、時に自分の意思を貫く強さも大切にしてみてください。
③感覚のいいバランサー
全体感をスピード感をもって捉える力と、きめ細やかに細部にこだわり根気強く向き合う胆力を持つバランスタイプです。
そのバランス感に加え、周囲を牽引するようなコミュニケーションも得意とするタイプが多いです。
一方で、裏表のあるタイプだと思われてしまう一面もありますので、
自身の感情もため過ぎず、オープンに直接伝えることも意識してみてください。
④おおらかな愛されキャラ
全体感を捉えながら、細やかな配慮のできる優しさや度量を周囲に感じさせるおおらかなタイプです。
一定の理不尽なことも耐えられるので、周囲と良い関係性を築いていけることが多いです。
一方で、突然クリエイティブなアイデアを言ったり行動をしてしまい、周囲を驚かせてしまう不思議ちゃん的な一面もあります。
周囲に背景を伝えることや、行動する前に事前に伝えることで、周囲に適切な配慮をしてみてください。
⑤緻密な親分肌
ロジカルに詳細を捉えながら、大胆に決断し、周囲に働きかけることができるリーダータイプです。
事象の詳細から適切な課題設定を行い、説得力を持って周囲に対してリーダーシップを発揮することができます。
一方で、理屈っぽく嫌味なタイプだと思われてしまう一面も持っていますので、
時に細かさへの感度を下げておおらかに他者を受け止めることを意識してみてください。
⑥しっかりしたサポーター
細部まで正しくとらえる論理性と器量を感じる受容的なコミュニケーションを持ち合わせており、
しっかりと仲間やチームをサポートできるタイプです。
正しく課題感を捉えたら、スピード感をもって意思決定を重ねて推進する力もあり組織を引っ張ることもできます。
一方で、気にしすぎるビビリな一面も持っていますので、時に大胆さを心がけてみてください。
⑦筋の通った仕事人
細部まで詳細に捉えたうえで、あるべきルールなどをしっかりと守り続けられるタイプです。
詳細まで捉えながら周囲にあるべき基準を伝え、主張したり、基準に達していないことを指摘する力もあります。
一方で、融通が利かないと思われてしまう一面も持っていますので、
時に個々人の事情や状況にも関心を持ち、配慮を意識してみてください。
⑧頼れるお兄さん/お姉さん
論理的に現状を正しく捉えながら、他者に細やかな配慮ができる周囲から頼られやすいタイプです。
他者や組織の手が回っていないところに気づき、先に自分で動き出して推進するなど、
全体に目を向け他者や組織を支える力があります。
一方で、周囲に合わせるあまり、自分がないと周囲から思われてしまう一面も持っていますので、
時に自分の意思をもち、そのための行動を心がけてみてください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
どんな業界・企業であれ、活躍する人材の共通点として挙げられるのが、このポータブルスキルの高さです。
活躍する社員の多くが自分のポータブルスキルを適切に認識し、日々の仕事の中で研鑽に励んでいます。
BRIDGEから見えてきた自分の強みを伸ばし、弱みを克服するには上記のアドバイスを意識してみてください。
自分の強みや弱みがこれまでどんなところで現れたかを振り返り、
部活動やゼミなど学校生活で行動に移せるイメージをつけることが大切です。
強みを活かし、弱みを克服して成長し、自分らしく輝ける未来につなげていきましょう。
ポータブルスキルは生まれ持った先天的な能力ではなく、後天的に獲得できる「スキル」です。
是非、皆さんも自分らしさを意識しながら、自分らしい強みによって評価され社会から求められる人材を目指してみてはいかがでしょうか?
BRIDGEの結果を自分の過去経験や価値観と照らし合わせながら、成長課題・アクションプランも設定してみてください!
我々のBRIDGEが、その一助になれていたら嬉しいです。
★BRIDGE受験はこちらから
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