• TOP
  • 記事一覧
  • 野村克也から学ぶ、新しい自分に出会える意思決定の哲学

野村克也から学ぶ、新しい自分に出会える意思決定の哲学

野村克也から学ぶ、新しい自分に出会える意思決定の哲学

皆さんは、これまで「〇〇な自分を変えたい」と思ったことが一度はあるのではないでしょうか?

今回は、プロ野球の監督として今や知らない人はいない、
野村克也さんのお話をご紹介しながら、
自分を変えるために必要なことを紐解いていきたいと思います。

野村さんは数多くの名言を残されており、今回はその中でいくつかピックアップしてお話していきたいと思います。

野村克也ってどんな人?

野村さんと言えば、ノムさんの愛称で親しまれ、
監督として知っている方も多いかと思うのですが、

現役時代の成績も輝かしく、
捕手で唯一のホームラン、打点、打率すべて1位の成績を残した三冠王になったりもしています。
しかし、そんな華々しい経歴をもつ野村さんも、過去にはたくさんの苦労がありました。

野村さんの苦労

野村さんは高校を出て、南海ホークス(現ソフトバンクホークス)に入団し、
テスト生としてブルペン捕手を一年間勤めていたとき、19歳で解雇を伝えられました。

母子家庭で育ててくれた母親を楽にするはずだったのにこれでは悲しませてしまう、
と思い「給料がなくてもいい。もう1年居させてください」
としつこく食い下がると、球団が仕方なく折れてくれました。

ここで野村さんは、命拾いをして安堵するのではなく、心を入れ替えました。

「このままでは、また来年同じ憂き目を見る。
 1日24時間は皆同じ。そこで何をすればライバルに勝てるのか」

を考え続け、捕手として生き残るために弱肩の改善が必須と気付きひたすらに練習をしました。

その後、3年目には1軍で正捕手の座をつかみ、異例の大出世を果たします。
それからの活躍は周知のとおりです。

そして、監督となってからの野村さんの代名詞として、
「野村再生工場」というものがあります。

他球団で戦力外となった選手を再び輝かせることができるからと、その名が付いています。

そんな野村さんが大事にしてきた言葉をご紹介していきたいと思います。

野村克也の名言から紐解く、自分を変える意思決定の哲学

監督になってからも「野村再生工場」としての評判は高く、
たくさんの元一流選手が頼ってきましたが、なかなか幸せな結果にはなりませんでした。

「野村ならなんとかしてくれるはず、と思って来る依頼心のある人間は無理」
と野村さんはぼやきました。

万人に効く再生魔法などはなかったのですが、過去の成功例には共通点がありました。
それは、「自分自身が『変わろう』と覚悟できているかどうか。」です。
野村さん自身の過去の辛い経験があったから言えることでした。

そんな野村さんが、現役時代から大事にしていた言葉があります。

==================
心が変われば態度が変わる。
態度が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる。
==================

一見当たり前のことのように思えるかもしれないですが、
まずその入り口である「心を変える」ことが難しい!そんな声が聞こえてきそうです。
そこに漠然とハードルの高さを感じている方も多いのではないでしょうか。

そんな中で、野村さんは以下のことも言っています。

==================
変わることができれば、自分自身を永遠に創造していける。
新しい体験というのは、いくつになっても怖いもの。
これまでの価値観や枠組みを壊すことは勇気のいることだが、
その勇気を失ってしまったとき、人は進歩や創造から遠ざかっていくことになる。
==================

新しい環境に飛び込んだり、新しい挑戦をしたりすることは勇気が必要ですよね。
ただ、勇気を出して踏み出したその一歩が、
その少しの変化が、これからの自分を創っているのです。

就職活動において強く意思決定することの重要性

ここまでの話をまとめると、自分を変えるためには心を入れ替えることが大事で、
勇気を出して少し変わることが、これからの自分を創っていく、ということでした。

これは、就職活動での意思決定においても同じことが言えます。
この会社に入社して頑張る、という強い想いをもって覚悟を決めることが大事だと思っています。

「この会社に入社すれば、きっと人生うまくいくだろう。」
そう思って意思決定をした方は、実際に入社して思ったようにいかないときに
会社のせいにしてしまったり、周りの環境のせいにしてしまったりするかもしれません。

一方で、強い想いをもって覚悟を決めて入社している人は、
うまくいかないことがあっても折れずにきっと頑張れるのではないでしょうか。

私自身も、自分のしたいことが最も実現できるのはこの会社だと
覚悟を決めて入社しているので、辛いことがあっても頑張ることができています。

 

周りの人がこうしているから、親からこう言われているから、
など周りの環境に影響を受けて行動を決めてしまっていませんか?

自分の本当にしたいことはなんだろう?自分が心から熱中できることはなんだろう?
と再度問い直してみて、強く意思決定してほしいです。

強い想いをもって意思決定することで、あなたの人生も変わってくるのではないでしょうか。

就職活動における意思決定は、人生の中でも大きな決断ですよね。
だからこそ、悔いのない選択をしてほしいと思っています。

新しい自分にワクワクできるような一歩を踏み出しましょう。

 

この記事が良かったらいいねしてね!